ふいに連休だったので。

土曜日、母に「今日そっち帰るわー!」と電話してバイトを早上がりし突然地元に帰りましたw
夕方発の特急のJRに乗って2時間揺られ、20時頃の到着。
着いて毎回思うことは空気の匂いって本当に違うもんだなぁということ。

何もない田舎ですが、空気が美味いとはこのことです。

帰ってきたなぁ…と実感します。
私の家はこの小さな町のさらに奥。
周りは畑だらけ。
この時期の夜はめっちゃ蛙の鳴き声が聞こえます。マジ合唱。
いつもならこのまま友達と夜通し遊ぶんですがいつも遊ぶ子が5月の初めに出産したばかりなので今回は夜通しはなしです(^ω^)
真っ直ぐ家に帰って母が作ってくれたごはんを食べて寝ました。

地元へ帰ると朝日が眩しすぎて5時に一度目が覚めますが、無理矢理二度寝して8時起床。
何となく自分の勉強机を漁る。

簿記。
とても好きだったのにもうサッパリです。
呪文みたいな言葉がたくさん並んでます。
これでも2級持ってるんですがね…w
うーん…もう一回勉強しなおそうかなぁ、もったいないでござる。
この日は赤ちゃんを産んだ友達に会いに行きました(^ω^)

ちっちゃいー!!でも生きてるー!!!!
毎度この感動がたまりません。
しかしいくら小さいと言えどこのサイズが自分から出ると思うとかなり大きく思えます…(´;ω;`)
出産話しを聞いて完全にビビり慄く。
だけどそんな自分に冷静に言おう。

まず相手見つけような。

段階すっ飛ばしてビビってどうする。
ゆうても私の結婚はたぶん30代に入ってからになると、手相を見てもらったり友達のお知り合いの占い師さんに見てもらっても言われましたw
別にいいんだけど30代の出産は嫌だなぁ…。しぬとおもう。
これが運命ならば私は抗いたいし覆したい(´;ω;`)

そんなこんなで友達のご両親のご厚意もあり友達宅で晩御飯もいただいてしまいました。
ありがとうございます、ごちそうさまでした…!
めっちゃ楽しかったなぁ。
今回会えなかった仲の良い友達がもう一人いるので次は絶対に会いたい!!

友達のうちのお犬様。
赤ちゃん生まれてからあまり構ってもらえなくなってしまったらしいのでちょっと寂しいご様子でしたw

次の日の朝はカレー。

母のカレーが美味いんだこれが。
真似しても同じ味にならないので諦めました←
この日も晴れてたので何となくブラっと歩こうと外へ出ました。

見慣れた木やハウスや納屋がなくなったりしてるけど、水溜りが出来る位置はずぅっと前から変わってなくて変なところに感動したり。
そんな感じでプラプラ歩いていたら閉校になった母校の小学校まで来ていました。
うちから徒歩で30〜40分くらいかな?

閉校になっているからグラウンドも草でボーボー。
いつもお手入れされていたんだなぁと感じました。
時計も止まっていて何だかとても寂しい。

時期的には今は運動会の季節。
『あの辺にテントが建っていて、この辺に親の車がいっぱい止まってて、ここを走ったんだっけ。』
そんな風に思い出しながら眺めてました。

そんで目に付いた遊具で久々に遊ぶの巻。

昔これめっちゃ練習してできるようになりました。
手にマメを作って潰してw
やった結果、自分の身体が重すぎて2度目の慄き。
腕千切れるかと思った。
え、なんで?私の腕の力が落ちたの?それとも私が重すぎるの?w
どっちみちショックですww

校舎の中は入れませんが窓から廊下を覗いてみました。

大量の鶴がぶら下がってる!!(Д)゜゜

正直こわかったですw
何ゆえこんな大量の大きい鶴が…?ww

小学校を堪能した後は手ぶらですがお墓参りして帰りました。
次いつ来れるかわからないからね、墓参りもずっとしてなかったし。
にしても手ぶらで思いつきで寄ってごめんねご先祖様←

帰ってからは久々にばあちゃんとゆっくり話しました。
最近痴呆症が少し進んできたらしい。ゆうても95歳だもの。

「今日は何曜日だい?」

「月曜日だよ」

「そっかぁ、月曜日かぁ…仕度しなくちゃね」

「?? なんの仕度をするの?」

「デイサービスに行かなくちゃ」

「デイサービスは火曜日、今日はない日だよ」

「今日は何曜日だい?」

「月曜日だよ」

「あ…さっきも聞いたね何度もごめんね、もう頭が馬鹿になっちゃって」

「大丈夫だよ、こういうのは順番だもん。私だって歳をとればきっと同じになる」

聞いてから自分でもさっきも聞いたなって自覚はあるようだけど、もう思い出せないみたいです。
耳も遠くなってるので大きな声でゆっくりと喋らないと聞きとれません。
何度も「ごめんね、ありがとうね」と言われました。
「お母さんにも悪いなって、(自分がこんなんで)可哀想にって思うんだけど…」
でも、だって、しょうがないことだもの。
私には責められることじゃない。
足も悪くて立っていることもしんどくて、布団を畳むのも精一杯。
顔を洗って、着替えて、と母から言われても忘れていってしまうと。
そう言いながらタオルケットを畳んでいましたが「ごめんね、畳んでくれないかい?」と頼まれました。
「いいよ」と言って受け取りましたが「もう、これが重くてね」と聞いたとき私は泣きそうになってしまいました。
タオルケットが重いんだなぁ…と。
昔はよく外に出て自分のハウスの作物を見に行ってたりしてたけど、今は殆ど部屋から出ない生活。
老いを目の当たりにしました。

そんなばあちゃんに作りました。

役に立つかどうかはわからないけど。
「大きく書いたし、いつデイサービスなのかも見やすいでしょ?」
「うん、見やすい」
「今日は月曜日。明日は火曜日、デイサービスだよ。」
「うん」
…そうは言ってもきっとまた母に何度も曜日を確認したり出掛ける準備をしたりしてしまうんだろうけど。
「みんなに心配してもらって、いろいろ便利なようにしてもらってるんだけど…それでもわからなくなっちゃって、申し訳ないよ」と言っていたけど正直私はまだ人物がわからなくなっているわけじゃないから全然いいと思う。
私が帰ってきたとき、ちゃんと私の名前を呼んでくれたし。
いつか私のこともわからなくなっちゃうんだろうか。
ばあちゃんも次は何がわからなくなるんだろうという恐怖と闘いながら生きているんだろうか。

この歳になると本当にいろんなカタチで命と触れ合います。
新しい命が生まれること、老いて出来ないことが増えること。
生後1ヶ月未満の子と95歳のばあちゃんと、話して触れ合っているといろんな感情が込み上げました。
そして自分も少しずつ年齢を重ねているんだなぁと。

他にもうちにはいろんなコがいます。
真ん中の姉が高校生のときに拾ってきた子猫。

今では歯茎が弱くなってしまったのか片方のキバだけめっちゃ出てる。
耳血種になって片耳はしわしわ。
今はだいぶ良くなったけど猫風邪で鼻水タラタラ。

私が中学生のとき酪農家のとこから掻っ攫ってきた野良猫。

年齢不詳、このコは老いを殆ど感じない。
拾ってすぐの頃、避妊手術をしようとした際に子宮に水が溜まる子宮水腫という病気が発覚したため卵巣・子宮共に全摘出。
昔外ではしゃぎすぎたのか寄生虫を持って帰ってきたことがある。
お尻からめっちゃ虫出てて鳥肌立ったw

保健所から引き取ってきた犬。

年齢不詳、だけどうちにきたときは顔がほぼ黒かったのに今ではこんなに白くなってしまった。
おそらく結構な年齢で、調子が悪いと心臓の発作を起こす。お薬生活。

私が高校入ってすぐくらいの頃、河川敷で一人ぼっちでいた子猫。

生まれつき両足が動きません。
病院に連れていってもきっと長くは生きれないと言われましたがもう10年以上生きてます。
普通の猫の寿命と同じですw
引きずっている足を怪我したり、オムツで被れたり、かにかま食べたら背中の皮がベロッと剥けたりいろいろ大変ですが、本人は至って元気です。
本当正直3年も生きれないと思ってた。

一番上の姉の犬。

元々身体の弱いコで子犬みたいなサイズですが結構な年齢です。
もう両目が見えません。
耳も聞こえなくなってきています。
呼べば反応しますが若干ズレた方向へ向かってしまいます。
突然触ろうとするととても驚きます。
真っ暗闇で音もあまり聞こえない世界で嗅覚だけが頼りで生きているんだなと感じました。

みんな歳をとっているのでそこそこ手が掛かります。
それを全部面倒を見ている母はすごいなぁと単純に尊敬しました。
きっと疲れるだろうな。
母や父を見ると『あぁ、やっぱり人は平等に歳をとるんだなぁ』と何となく思いました。


自分の時間、自分の人生、大事に生きねば。