転ぶ。
風に煽られて転びました。
どうもこんばんは、宮崎です。
こんな怪我してると思ってなくて帰ってからびっくりしたよ。
怪我って気付くと痛くなるよね。
てか風に煽られて転ぶとか私どんだけ雑魚なの。
あ、もうすぐで鯉のぼりの季節ですなー!
私は3人姉妹の末っ子で、どうやっても鯉のぼりののぼらないお家でした(´・ω・`)
だから毎年羨ましかったんです、大きな鯉のぼりがあるお家が。
母に尋ねました。
「どうしてうちにはおっきなこいのぼりがないの?」
「うちには男の子がいないからだよ、でも女の子にはひな祭りがあるでしょ?」
ショックでした…。
私はお雛様より鯉のぼりの方が欲しかったんです。
だって立派なお雛様はあったけど猫を飼ってて毎年出すことが出来なかったから。
どうしても欲しい!買ってくれないか!?そう頼んでも母は「男の子のいない家にはないんだよ」の一点張り。
父がいるじゃないか!と訴えてみたものの「子供じゃないからダメなんだよ」。
私は考えた。
考え抜いた末思いついた。
「○○(デパート)でちんちん買ってよ!!」
そう、自分が男の子になればいいと思ったのだ。
幼い私は“そうと決まれば急いでこの田舎町で一番大きなデパートでちんちんを買わなくては!!”と母を急かしたもんです。
母もさぞ驚いたでしょう。
私の発想はこの頃から人の遥か斜め下をいっていました。
“自分が男の子になれば”というところまでは理解できるが、何故デパートにちんちんが売っていると思ったのかは不明である。
恐らくそこにはなんでも売っていると思っていたんだと思う。
幼い私の世界はとても小さかった。
そして話しは飛びますが私は今日人にちゃんと謝りました。
大人になると何でかなかなか謝ることが出来なくなります。
こわくて素直になれず、意地とか、プライドとかでどんどんタイミングを逃してうやむやになるのを待ち続けたり。
結果元通りになれればその過程はどうなっていてもあまり気にしないという人もいるのかもしれませんが、少なくとも私はその数日間は気持ちよく過ごせないなぁと思うわけです。
イラッとして、『何で私だけ』なんて思って、でも冷静になると私があんな言い方をしたからイラッとする返しがきたんだなって気付いた。
謝りたい。
けど、自分の中のいろんな感情が邪魔をしてくる。
ここで素直に謝ることが出来なきゃきっと私は一生大事な言葉を言えないクズのままだ。
そう言い聞かせてチョコを片手に精一杯謝った。
「せっかく気を遣ってくれたのにあんな言い方してごめんね」
「なあああんだよこっちも悪かったよごめんね!」
とてもスッキリした。
もしかしたら今日一日このまま何も喋らず過ごすのかと思っていたからめちゃくちゃ嬉しかった。
謝るのの何がこわいって、精一杯謝って受入れてもらえなかったときがとてもこわい。
謝っても全然スッキリしなかったときがこわい。
相手は何を考えているのか、嫌われたのか、そんなこと考えるとどんどん素直になれなくなる。
よくもまぁこんなにひねくれた考え方になってしまったなぁと自分で驚いた。
今まで自分が培ってきた感情は一度全部捨ててしまおう。
大事なことは幼稚園のときに全て習った。
心はそのときのままの方がよっぽど強くて美しいと思う。
ていうか、
誰か絆創膏くれ。