なんて楽しいクリスマス。

今年のクリスマスは尋常じゃなく笑った。

まず25日の16時20分頃から私は知り合いのライブに行くという用事があった。友人のもっちと、こないだ卒業公演を終えたばかりのかわいい後輩(以下ask)の3人で。
だけど問題は唐突に現れた…!

15時半頃バイト中の私に一通のメールが。その知り合いからだ。

「時間が巻いてて16時出番になりそう!」


なん…だと!!?

明らかに間に合わないフラグがビンビン。急いでaskに事情をメールで説明し、街中に出てきてくれとお願いした。
そして私はまだバイト中ww←
もっちにもとりあえず電話してみたけど夜勤明け故に起きん。
そして私はまだバイト中wwwwwwww←←


店長本当仕事中に携帯いじってすんません。反省はしています。



何とかバイトを16時であがったものの、「もう始まってるやないか…」。
急がなきゃと店を出るとちょうどaskと鉢合わせした。

ネ申か。


そっからダッシュして何とかMIにたどり着いたものの、そこからの場所がわからなくてスタッフさんに「たすけて下さい!」と泣きついたり。最早私に恥なんてないのかも。そんで何とかMC中に入って最後の曲だけは聴けました。


その後知り合いとお話ししてて、今狸小路でやってる現金つかみ取りの話しになって。知り合いが“自分はこれから仕事だから”と、15枚の五円袋と10枚の抽選券を私達に託した。
ちなみに五円袋を20枚集めると五円玉つかみ取りが出来る。
それ即ち3等分の価値!
「残り五枚…五円袋は最下等だから余裕だろ!」とaskと豪語して抽選会場へ行きました。


その間askがめちゃくちゃテンション上がっててかわいかったので、「君が10回ガランガランやりなさい(^ω^)」と命じた。


そしていざ…!

ガラン…トン、コロコロ…(黄玉)

「…ask、黄色はな、この最下等の一つ上の等で100円分の商品券なんだ。だから私達が欲しているのはこの最下等の赤色なんだよ!」

「はい!すんませんあつのさん!!次は大丈夫ッス!」


ガラン…トン、コロコロ…(黄玉)

「ん?ask。何で黄色を出しちゃうんだ?(^ω^#)」

「うああああすんません!でも大丈夫ですまだ8回あります!!」



















結果、10回中7枚の商品券3枚の五円袋




2枚足りねえええええええええええええええwwwwwworz


実は私が前に個人的な買い物をしたときに五円袋を2枚ゲットしてたのですが家に置いてきてるという奇跡。
別に26日までだから次の日自分が持ってる分と合わせてやってもいいかとも思ったんですが、残念ながら私は26日バイト休みwwwわざわざこれをやりに街に出るなんて…wwwwww!それに私手が小さいし、せっかく今手のでかいaskがここにいるのに!!askだってめっちゃやりたがっていたのに!!!
何でこんなに奇跡が重なるんだ!

しばらく抽選会場前で18枚の五円袋を持ってうろうろする私達。
すると見知らぬおじさんに「これやるわ!」と何かを押し渡された。

1000円分の抽選補助券2枚。

これじゃ足りねええええんだわ!wwwwwwwwwwwww
5000円分で一回ですからね、これじゃあ結局出来ないんですよね(^ω^)
だけど人の優しさに触れた瞬間でした(笑)





そして私はある暴挙に出た。


「あ、すいません!おねえさん、すいません!突然なんですけどその五円袋とこの100円分の商品券を交換してくれませんかね!?」


目の前で抽選をして五円袋を引き当てた人に目を付け、等価交換を申し出たのである。
最初は無視され、不信感を持った目で見られ、でも事情を話すとすんなりと交換してくれたww

あと一枚で20枚だぜ!とaskと意気込み、次は親子に目を付けた。
子供の手には6枚の五円袋。
さっきと同じようにやりました。
最初はお母さんの目がめちゃくちゃこわくて(笑)でもめげずに話したら6枚全部くれたwwwwwwwwww
なんだただのネ申か。

なので商品券も2枚あげました(笑)



私達、さぞ滑稽だったとお見受けする。



見知らぬ方々の優しさで私達は無事、五円玉つかみ取りをすることができました。

askは結局何枚掴み取ったかというと、

117枚!
平均女性の枚数は超えてたらしい!すげぇ!!!


その後この取った金をどうするかということになり、もともと知り合いの抽選券だったので知り合いに渡す事にしました。
でもaskにも頑張ってもらったから何かお礼を……あ!!!


「じゃあこれ私からのお年玉!ありがとうask!」

あの親子からいただいた五円袋のあまり(五枚)をプレゼントしましたwww
25円wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
それでもaskは、
「ありがとうございます!すごい楽しかったです!!」と素直に喜んでくれた。
何て良い娘なの…!





「じゃあこれから寝坊したもっちんち行くか!」と言って二人は駆け出したのだった。





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