それが

例えば、自分にとって近しい誰かが、星になってしまったとしたら。
会いたくても触れたくてもそれが叶わない存在になってしまったとしたら。

それでも世界は毎日当たり前のように朝を迎えるし、
お腹だって空く、
何も知らない隣の部屋の人はきっといつも通り大声で歌を歌う。

日常の中の、非日常。

それは衝撃で、とてもじゃないけど平気でなんていられない。

…そういうことだ。